丸栄中華料理店のレシピ

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本日の料理は、最高級素材魚翅(ユィツー)についてです。
なぜ最高級というと、昔は中国内陸部に入るほど海から
遠く離れ、魚翅(フカヒレ)を手に入れる事は、大変困難な事でした。
特に、四川省、蘭州、青海省などは大変高価な物とされていました。
又、使用する迄4,5日掛かり手間、労力が必要です。
魚翅は、大きく分けて包翅(排翅)と言われる魚翅の形の物と
散翅(サンツー)のような翅がバラバラになった物に分けられています。
包翅は高価ですが、産地、種類によって分けられています。
包翅と散翅も乾燥した物から手間を掛けて戻したものが
一番おいしく出来ますが、家庭では中々難しいと思います。
又、今は戻したものを乾燥し直したり、缶詰、冷凍物など
多くの物が出回っております。
中には、魚翅が高くなり残念ですが偽物を使用する店もあります。
この品物は、均一な形で、味も香りもないものです。
      包翅(パォツー)に使用される魚翅類


     散翅(サンツー)に使用される魚翅類


日本で一番多く安価なのが、ヨシキリザメのヒレですが中形は品質が少し落ちますが、
大形の物は高級品です。
現在では、収穫量の半分は、香港、シンガポール、アメリカ、台湾へ輸出され
残りは、翅餅(キンシ)に加工されています。
次に、多く取れるのがモウカザメ(ネズミザメ)です。
これは、ヨシキリザメより高価で尾びれが包翅・散翅に使用され胸・背ビレは
キンシに使用される。
又、白翅(シロビレ)が高級品で、これは色がシロいので名を付けられたので
メジロ、ジンベイ、ツマグロ等があり、ジンベイザメが日本では最高級品として
扱われています。呂栄魚翅(コトビレ)は、フィリッピン近海、インド洋で取れる物で
中型ですが、最高級品として利用されています。

良く使われる魚翅(ユイツー)の種類
@散翅を固めた物
翅餅(ツピン)キンシを使って、鍋に水を入れて15分程煮立てたら、お湯を捨て入れ替える。
これから、最初は中火で、それから弱火にして、7,8時間程煮る。
又、湯を捨ててから、水を替えて柔らかくなってから、散翅の中に
適量の生姜、青ねぎを加えて弱火で煮る。(生姜、青ねぎは臭みを取る為です。)
ある程度柔らかく成ったら容器に移して冷ましてから使用。
A冷凍品の場合
この冷凍品には、種類が色々あり解凍して直ぐ使用出来る物と
散翅をまとめて冷凍したものがあります。
前記の物は、直ぐ使用出来ますがまるっきり味気ない物で
急に使用する時だけです。
後記の物は、まだ硬さがあり、臭味もありますが、各店の裁量に
よって味付けが工夫されて、散翅としての価値が問われます。
B乾燥した包翅の場合
乾燥した翅を使用する場合、翅の汚れ、砂など取り除いてから、
水に着けといてから作業を行うので煮立てたり、蒸したりして
何度もいろんな工程が必要で使用出来るまで、4,5日掛かります。
散翅を使用したメニューは沢山あります。
又、魚翅(ユィツー)の呼び名をサメヒレ、フカヒレと呼ばれていますが、
魚類の分野では、鮫類(サメルイ)として表記され、鱶類は明記されていません。
地方によって、色々な呼び名あり、関東地方では鮫類の小さい物をサメ、
大きい物をフカと呼び、更に大きい物をワニザメと呼んでいます。
関西地方では、フカとして呼ばれています。
サメの骨は、全て軟骨で出来ていて、この中にある粘々している物質が
コンドロイチオン硫酸であり、このコンドロイチオンは水分保持に必要不可欠な物質です。
これは、関節の動きを円滑にしてくれたり、関節の周囲の靭帯や腱力の弾力性の
維持、円滑に影響を持ち、また魚翅にあるコラーゲンは、新陳代謝を促進して
老化予防に最適とされています。
本日の料理講習会                                    
  本日の料理講習会では、散翅を使用。皆さんには、散翅を固めたものか、
冷凍の散翅が使いやすいし手に入りやすいと思います。
メニュー1シェ−フェンユィツー
        カニ入りフカひれスープ       
材料
魚翅--------------------60g
蟹肉--------------------30g(蟹缶使用)
椎茸--------------------2枚
卵----------------------1個
スープ-------------------800cc
調味料
塩----------------------小匙1杯
酒----------------------大匙1杯
胡椒--------------------少量
化学調味料--------------小匙1杯
水溶き片栗粉-------------大匙2杯
作り方
戻した魚翅(ふかひれ)を生姜、青葱を加えて、1時間程
蒸してから、この魚翅を生姜、青葱を取り除き、軽く洗う。
魚翅約60gとスープ800ccを鍋に入れて、中火で椎茸、
蟹肉を加え、塩、胡椒、酒、化学調味料を加えて沸いて
きたら、味を整え、良くといだ卵をを少しづつゆっくり加えて、
水溶き片栗粉を足して出来上がり。
他にも各店によつて、作り方が色々あります。
皆さんもこれに、青菜(ほうれん草、青梗菜等)、えりんげ、
なめこ、シラタキ、ビーフン、春雨等を
加えて試して見て下さい。

蟹入り魚翅スープ

戻した散翅

メニュー2ホンユーシュイチャー
      水餃子の特製辛しソースかけ

@薄力粉100g、強力粉100gで作った水餃

A薄力粉50g、強力粉150gで作った水餃
  
   料理教室参加の皆さんが包んで出来ました

材料
薄力粉-------------------100g
強力粉-------------------100g
水-----------------------90cc
キャベツ------------------1個
豚挽き肉------------------250g
韮菜---------------------1束
大蒜---------------------1片
生姜---------------------1片
調味料
塩-----------------------少量
醤油---------------------大匙1
砂糖---------------------小匙1
合成酒-------------------大匙2分の1
胡椒---------------------少量
化学調味料----------------少量
胡麻油--------------------大匙1
陳皮辣油------------------大匙2
甜醤油--------------------大匙2
作り方
まず、水餃子の皮の作り方ですが、焼き餃子と違って薄力粉、強力粉に熱湯の変わりに水を加えてこねます。
(熱湯でこねると、茹でた時に皮が破けます)
薄力粉150g、強力粉100gをボールにふるいにかけて
、水90cc、塩1gを加えて良く練る。
これを、ラップに包んで、30分程ねかす。
  (使用する前日の方が、発酵して使いやすく、美味しい。)
中身の具の作り方
1、キャベツ1個みじん切りにして、塩を大匙1ふりかけ
 良く混ぜ合わせて、おいて置く。
 5分程で水分が出てきたら、良く絞る。ニラ1束も
  みじん切りにする。      
2、豚挽き肉250gに、醤油大匙1、胡椒少々、大蒜1個
  と生姜1片はおろして入れ、胡麻油大匙1、塩少々、
  化学調味料少々、砂糖小匙1、合成酒大匙2分の1、
  これらを加えてから、粘りが出るまで良く混ぜる。
1と2を混ぜたら中身の具の出来上がりです。
寝かした生地をまな板でこねていきます。これを打ち粉を
ふるい適度に丸めて伸ばしカットし、生地を伸ばしながら
丸い形の皮にします。
24枚の皮を作ります。
皮に具を入れて、端からひだを作りながら丸めていきます。
出来上がったら、鍋に大目の湯を沸かし、この水餃子を
ゆっくり入れて4,5分茹でてから、良く水気を取って、皿に
盛る。これに、大蒜微塵きり大匙2、醤油大匙1、甜醤油
大匙2、陳皮辣油大匙2をかけて出来上がりです。
皿の周りには、カイワレ、又はレタスでも良い。
甜醤油の作り方
醤油カップ2、砂糖カップ2、合成酒カップ1、桂皮15g、
八角15g、陳皮50g、花椒20g、青葱2本を加えて弱火で
2時間ほど煮てから、此れを濾して出来上がりです。
栄養成分のお知らせ
ニラに含まれる硫化アリルは、ビタミB1の吸収を促進する
ため、ビタミンB1と一緒に摂取すると新陳代謝を活発にし、
疲労回復や神経の鎮静化に効果があり、
又血液凝固を遅らせる働きあり、血液をサラサラにし
血液中の脂質を減らす働きもあります。
ねぎ、玉葱、ニラ、ニンニク、らっきょう等にふくまれる
刺激臭の成分は硫化アリルの為です
まずは、キャベツの微塵切りから、豚ひき肉の味付けへチャレンジして見て下さい。

キャベツの千切り

キャベツの微塵切り

キャベツに塩を少々ふる

豚ひき肉に味付け

小麦粉を良く練る

小麦粉を良く練る

24個分に切る

味付け肉に絞ったキャベツを混ぜる

出来上がった水餃の具
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